2014年4月28日月曜日

稲作二期目・鍬で畔塗り(くろぬり)
※酒飲みライティングにつき長文注意

稲作も今期で二期目。昨年は、蔵王町の農業法人にお世話になり五俵の米を作った。トラクター、田植機、コンバイン、全て現代農業の手法で作らせていただき、フルサポートしてもらった。蔵王町のハーブ農家の知人に紹介してもらったのが始まりで「米を作りたい」と思って活動して、作って食べるまで3年かかった。田んぼを借りるというのは、よそ者にとってかなりハードルが高い。お金の問題ではなく信用と人間性が大きく影響する。

今は、畑も借りて、大根が終わり、にんにく、じゃがいも7種を育てている。にんにくは6月に収穫予定で、めちゃくちゃ楽しみだ。楽しみは食べるだけではない。聞く話によるとにんにくは同じ山脈の畑で連作すると大きく育たないという。ということは、俺が今回作ったにんにくを食べる分と来期に植える分と分けたとして、今年の秋に植え付けをする。しかし次期の収穫は大きく育たないということだ。また青森などから種を買わなくては大きく育たないということだ。毎回買えばいいのだけれど、それじゃ面白くない。かと言って蔵王連峰以外でにんにくを育てるのは...なかなか...ムズイ...。

そこでだ。思いついたのが愛媛の古い友人。変態の彼なら俺のにんにくプロジェクトを快く引き受けてくれるだろう。渋谷で2年間毎週2回のハンティング、オーストラリア1,800kmヒッチハイクを共にした、あの男ならきっと!下の画像は昨日撮影したにんにくw


で、にんにくの両サイドにじゃがいも7種。お墓みたいだけど、後からわからなくならないように名前を書いておいた。画像は『インカのめざめ』。1列30mくらいあるかなぁ。インカの列は6年生の長男に植えてもらった。上手く育つといいな〜。


さて、シャンパン飲みながら書いているので内容が飛び飛びですが本題の畔塗りです。「くろぬり」と読みます。田んぼの縁(ふち)作りだね。普通、トラクターの後ろに専用の円すい状の機械を付けて作る。そう、去年はトラクターでやってもらった。というか気づいたら出来てた。なので去年の俺は畔塗りという作業を知らない。で、今年は、その畔塗りを自分でやってみることにした。しかも、鍬(くわ)一本で。地主の爺さんにはモーレツに反対された。「効率が悪いから今年もやってもらえ」と言われたが、俺は商売で米を作っていないので効率よりも昔の手法をやってみたいというのが優先した。youtubeで調べてみたが、「フフフ、簡単じゃねーか」。自分で言うけど俺は人より器用だ、だから自信はある。

前日、準備として地主さんに畔塗りを教えてもらった。翌日、一人でできるように予習ですね。「はいはいyoutubeで見てますから知ってますよ」的な典型的な素人の俺。youtubeとやや違う手法の地主さんの作業。ささっと見て帰宅。翌日に備え早めの就寝。pm8:00前に寝たっす。

am3:00。俺以外の家族はディズニーランドへ出発。俺は風呂に入り、吉野家に行き、4:00に田んぼに出発。久々に気合入ってます!コスモスライン(道路の名前)沿いにある俺の田んぼ(借りてるけど)を美しく畔塗りしてやるぜぇ。下の画像は前日に仕込んでおいた状態。田んぼの縁をやや削り落とした感じ。ここから一気に作っていくぜー!!

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腰がぶっ壊れる。なんという...ハードワーク。地獄を見た。キレイにとか、そんなのどうでもいい。am6:00、既に死にそうです... 更に、最上流にある最高の立地のココの田んぼの横には沢が流れています。綺麗な沢があるということは朝夕、ブヨみたいなアブみたいな蚊みいなヤツらがいます。襲撃されました。

でもね、なめんな。そんなの予想してるっつーの。3軍落ちしたPatagonia Torrentshell Jacketを装備。フードをかぶって引き続き作業。

7:00頃、地主さんが来た。「初めてのわりには上手だな〜」と言いながら、作業を始めてくれた。でも、なんかやり方が違う。案の定、昨日ささっと見ただけなので重要なとこを俺は見逃していた。いつも通りである。

「ゆっくり、焦らんでいい。こうやって、こうやっていくんじゃ」的な教え。地主さんが師匠になった。すげぇ。上手いっす。最低限度の力と動き、狂いのないパターン作業。どうやると鍬でそんなに土をすくえるんだ。腰が悪いのに最後まで作業を手伝ってくれた。しかも俺より作業早い。休み休み作業、話をしながら休んでは作業、焦らずマイペースで。焦らずに。

am9:00。作業が終わった。代掻きしやすいように四隅の土を中央に寄せて完了。っていうか、その作業も...なかなか。いや、畔塗りの後のこの作業は... ひとすくいごとに声が出る。「ほぉえ〜」「ぬぉ〜」「あべし〜」いちいちうるさいが、もうまっすぐ立てない。

そして全て完了。この達成感が俺は好きだ。次は、肥料まき、そして手植えをGW明けにやる。昨年つくった米でおにぎりを食べながら田植えをする予定。ウッシッシ過ぎるwww

地主さんに借りた鍬。「おぉ、光ってるな!」と言われた。「なんすか?光ると何かあるんすか?」と俺。「今どき鍬を使う人はいなくなった、一所懸命に畑仕事で使った鍬は銀色に光るんじゃ」と。全ての疲れが吹き飛んだ。俺の鍬は師匠の鍬よりも銀色に輝いていた。


(パタゴニア)patagonia M's Torrentshell Jkt 83800 340 TMI S
patagonia(パタゴニア) (2012-08-27)

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